特開平6-282551

【発明の名称】AI型生産種類指示装置

【目的】 AI技術によるエキスパートシステムの利点を生かしつつ必要最小限の処理で最適な製品種類を決定することによって、生産ラインのラインタクト内に生産すべき製品種類を指示できるAI型生産種類指示装置を提供する。

【構成】 AI型生産種類指示装置M2のAIデータベースM4には、状態M8ごとに生産不能な製品種類M6を示す不能関係データM12が記憶され、AI推 論実行手段M16には不能関係データM12が読み出された種類M6に対する推論処理を省略する手段M14が付加されている。従って、推論処理の実行中に不 能関係データM12が読み出された場合には、当該種類M6に対する推論処理が省略される。すなわち、当該種類M6に対する推論処理はそこで打ち切られ、次 の種類についての推論処理が実行される。これによって、斜線で示される部分M20の推論処理が省略されることになり、この分だけ処理時間が短縮される。